2015年4月7日火曜日

日本サンゴ礁学会誌 若手特集号が公開

日本サンゴ礁学会が発行している日本サンゴ礁学会誌の若手特集セクションが公開されているのでご紹介いたします。実は昨年2014年9月に公開されていましたが、このブログで紹介するのをすっかり忘れていました。


日本サンゴ礁学会誌16巻の特集セクションとして、若手の会メンバーらによる総説等の特集となります(総説は査読付き。緒言、解説、展望は査読なし)。これは若手の会設立に伴った特集号で、若手メンバーの近年の研究をまとめた総説だけでなく、若手の会設立の経緯や学会員向けに行った教育活動に関するアンケート調査の結果なども掲載されています。J-STAGEで公開されていますので、興味のある方はぜひお読みください。


▼日本サンゴ礁学会誌 Vol.16 (2014) 若手特集セクション


目次

P1 緒言
若手の異分野連携と今後の展望 ―日本サンゴ礁学会若手の会設立を記念して―
樋口富彦・梅澤有・渡邉敦 編集  浪崎直子 企画

P3-27 総説
サンゴ礁生態系の物質循環におけるサンゴ粘液の役割 ―生物地球化学・生態学の視点から―
中嶋亮太・田中泰章

P29-45 総説
サンゴ礁における造礁サンゴからソフトコーラルへの群集シフトの可能性と生態系への影響
井上志保里・高橋麻美

P47-64 総説
造礁性サンゴ類のストレスと防御機能 ―生理・遺伝子・生態の視点から―
樋口富彦・湯山育子・中村 崇

P65-73 解説
「サンゴ礁学」の若手による異分野連携・地域連携
浪崎直子・鈴木利幸

P75-86 解説
サンゴ礁分野における教育活動の現状と課題に関するアンケート調査と今後の推進に向けての提案
仲栄真礁・浪崎直子・佐藤崇範・高橋志帆・森愛理・高橋麻美・石川恵・田村裕・棚谷灯子・内藤明

P87-94 展望
日本サンゴ礁学会若手の会設立と今後の展望
高橋麻美・浪崎直子・井上志保里




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