1月21日に群馬県立自然史博物館で開催された「平成28年度自然史学会連合講演会体験教室」でサンゴ礁学会の代表として若手の会からの有志6名で出展を行いました。
チラシ→
自然史学会連合について詳しくはコチラ
展示その①
生きているサンゴとサンゴの骨格
骨格標本は自由に手にとっていただき、虫めがねや顕微鏡で観察していただきました。
枝やかたまり、葉っぱの形など、サンゴの形は色々!
ぶくぶくと息(二酸化炭素)を吹き込むと…海水のpHが低く(酸性に近く)なります。
海水が酸性になると、ウニやサンゴの骨は溶けてしまいます。
配布した「学会クリアファイル」と「サンゴ礁のことがもっと知りたくなる本リスト」
(リストについての詳細はコチラもご覧ください。)
今回は内陸県での開催だったこともあり、海に行ったことのないお子様もいて、水中の写真をもっとたくさん持っていくべきだったと反省点も見つかりましたが、多くのお客様には展示を楽しんでいただけたかと思います。
また、他の参加学会からの出展も興味深いものが多かったです。
日本鱗翅学会さんのブースで体験した「鱗粉転写」。鱗粉を写しとったあとの羽は透明な薄いフィルムのようになっていました!
日本蘚苔類学会さんのブースではコケをラミネートフィルムしたり、レジンで封入したアクセサリ作りが人気でした!
私はこのラミネートしたものを栞に使っています(便利!)
日本魚類学会さんは深海魚を展示!
しかも触っていいとのこと!!
そしてなんと…ここにもサンゴが!(笑)
(個人的には少し前に話題になったフジクジラの実物が見られたのが嬉しかった♪)
また、会場となった群馬県立自然史博物館の展示もすばらしかったです。
恐竜の骨格標本がたくさん!
しかも恐竜たち…う、動いたー!!!!!
イベント終了後に大急ぎで館内を一巡することしかできなかったのですが、
今度はじっっっっくり展示を見にきたい!そういう博物館です。
宇宙の誕生までさかのぼってからの地球の歴史、その展示方法には感動しました。
今回のイベントは「初めて」づくしでした。
日本サンゴ礁学会の自然史学会連合のイベントへの参加も初めてでしたし、
若手の会の遠征(?)も初めてでした。
反省点も含めて、この経験を次へと引き継いでゆけるようにしたいです。