2016年8月27日土曜日

琉附小 夏の学童保育企画報告


2016年8月4日に琉球大学附属小で夏の学童保育企画を実施いたしました.

この企画は夏休み期間中に琉大職員のお子さんをお預かりする学童保育での企画で,主催は琉球大学ジェンダー企画協働推進室となります.

こんにちはー!のようすです


今回はサンゴ礁の生き物を観察できる,3つのコーナーを用意いたしました🐠

☆タッチプール


触っても安全な磯の生き物を海から持ってきて,小さなタッチプールを作りました🐠
さすが小学生,どんどん触ります.
これはなにー?これは?と終始盛り上がっていました(^O^)


☆顕微鏡コーナー






ここでは実体顕微鏡と光学顕微鏡を用意しました.
実体顕微鏡では生きたサンゴを,光学顕微鏡ではサンゴの刺胞や褐虫藻を観察.

なんだこりゃー!と積極的に顕微鏡を覗き込み,たくさん質問してくれました(^O^)✨

ここで用意したサンゴは,琉球大学熱帯圏生物研究センター瀬底実験施設からお借りしたサンゴを使用しています。特別な許可がない限りサンゴの採捕は認められていませんのでご注意ください。




☆ゲスト:ハブクラゲ先輩


なんと今回はハブクラゲも登場Σ(・∀・)

子ども達も興味津々

話にはよく聞きますが,実際にこんなに近くで本物を見たことある方は少ないのではないでしょうか
サンゴもクラゲも同じ刺胞動物なんです!という話も盛り上がりました(^O^)

ですがご存知の通り,クラゲの中でもとても危険な生物です
子ども達が誤って手を触れないよう,スタッフで細心の注意を払いました.


最後はまたみんなで集合して,質問タイム

・サンゴと褐虫藻のような関係の生き物はほかにありますか?
・ハブクラゲに刺されたらどうすればいいですか?
・イヌがハブクラゲを食べたらどうなりますか?

自分から手を挙げて,積極的に質問してくれる子もたくさんいました

そしてなんと,手作りのプレゼントをいただいちゃいました(; ∀ ;)

照れる兄さん達

報告は以上です.

小学生の鋭い観察眼に感心するとともに,若手メンバーにとっても生き物の面白さを再確認する良い機会となりました
これからもこのような活動を続けていけたらなと思います.



琉球大学 池内