ということでサンゴ礁ウィークのイベント2日目の様子をご紹介!
イベントの様子が3/2の沖縄タイムス33面に小さく掲載されました。
2日目は僕たち以外にもサンゴ礁ウィーク関連のイベントがいくつかあったのでとてもにぎやかになりました。隣ではあーまんシアターさんが子供むけに海の生き物のぬいぐるみを使った演劇や染め物教室を開催しており、ご厚意により会場をつなげていただいてお互いに来場者を誘導するなどして協力しました。そのおかげもあり、多くの方にご来場頂きました。
宮城小3年生の皆さん。ロブスターの着ぐるみをかなり気に入っていただけました。
前日は来場者の滞在時間が短かったので、会場レイアウトを変更してオススメ本コーナーを入り口から見やすい場所に移動したり、本を細長く配置して一度に沢山の人が手に取ることができるようにしました。イスも設置してゆっくり本を読むことも出来ます!その効果もあってか・・・・
たくさんの方に本を手にとってもらい、「ここで買えないの?!」というお問い合せを受けることも。絵本もあったので親子連れにも好評でしたね。
今回は沖縄県の水産課にて研究用に採捕したサンゴを展示できるよう特別に協議していただき、イベント当日に顕微鏡展示を行うことが出来ました。通常、沖縄県では特別な許可がない限りサンゴを採捕することはできませんのでご注意ください。
顕微鏡展示では、触手が動く様子や組織内に共生している褐虫藻の有無を観察してもらい、サンゴの生き物としての特徴をより理解していただくことが出来ました。
もちろん子どもたちも顕微鏡観察にチャレンジ!「なんか動いてるー」と興味を持っていただけました。
そしてこの日もサンゴ礁座談会を実施。県内の高校からサイエンス部に所属する生徒さんが参加してくれました。前日に引き続きこちらもなかなかディープな話で盛り上がっていました。
座談会後は若手研究者によるポスターを使った研究紹介。こちらも前日に引き続き大盛況でした!
という感じで2日目も無事に終了いたしました。来場してくださった皆さま、座談会に参加した高校生、高専生、予備校生の皆さま、本当にありがとうございました。皆さまのサンゴ礁に対する興味・関心が少しでも深まり、サンゴ礁を知るための新しい行動につながれば幸いです。
サンゴ礁研究者の多くは、サンゴ礁を大切に思う気持ちとともに、「なんでだろう?」「どうしてだろう?」という強い好奇心をもって普段の研究に携わっています。
サンゴ礁保全のためにサンゴ礁についてより詳しく知ることは当然ながら重要なことです。ただ今回はそういった「サンゴ礁を知ることの大切さ」だけじゃなく、疑問に思ったときのワクワク感や疑問が解消されたときの好奇心が満たされる快感など、「サンゴ礁を知ることの楽しさ」についても来場者の方に感じて欲しいと考えていました。展示で得た情報や紹介した書籍をもとに、研究者に負けないくらい皆さまのサンゴ礁に対する好奇心が育まれることを願っております。
イベント自体は終わってしまいましたが、このブログを通じて今後もイベント情報などをお届けできればと考えています。引き続き、どうぞよろしくお願い致します!
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