図1. 進撃の若手研究者。調査のため、リーフエッジ付近の礁嶺(サンゴ礁の外側にある高く盛り上がった場所、浅い)で白波にギリギリまで近づいて水深を測ろうとしている。
座談会ではどんなことを話すの?
今回の中高生向け座談会の目的は、中学生・高校生の皆さんにサンゴ礁研究に携わる研究者をもっと身近に感じてもらい、皆さんが将来を考える際のひとつのロールモデル(お手本、参考となる例)を示すことにあります。
当日はみんなでテーブルを囲んで、年齢の近い若手研究者から研究のおもしろさや苦労話、これまでの進路、将来の目標などなど、研究の話に限らず様々なお話ができればと考えています。
なので申し込みの必要事項として「(7)サンゴ礁研究者への質問、みんなで話してみたいこと」とありますが、あまり難しく考えずに「普段はどんな生活しているの?」「将来の夢は?」「今まで一番大変だったことは?」などなど、サンゴ礁研究に関すること以外の質問でも全然OKです( ´∀`)bグッ!
僕らのほうも今の中学生・高校生の皆さんがどんなことに興味があるのか、サンゴ礁分野の研究についてどういう印象をもっているのか、中高生の皆さんにいろいろと聞いてみたいことがあります。今回はそういったお互いに気になっていることを話題に交流し、参加する中学生・高校生の皆さんと僕たち若手研究者の今後に役立つ機会にしたいと思っています。
参加する若手研究者ってどんな人?
今回の座談会に参加する若手研究者は、主に琉球大学でサンゴ礁研究に携わっている大学生、大学院生、博士研究員の方々です(琉大以外の若手研究者の参加も現在交渉中!)。
図2. 大学と大学院について。大学院生は大学を卒業してさらに進学した人たち、博士研究員は博士号を取得して大学院を卒業し、研究者として働いている人たちを指します。
大学からずっと琉球大学にいる人もいれば、内地の大学から琉大の大学院に進学した人まで様々。出身も沖縄だけでなく内地出身の人もいます。卒業のための研究発表を終えたばかりの人も・・・。
そして参加する若手研究者の研究については今のところこんな感じ。
・獲得共生藻の違いによるサンゴ幼生の細胞死と高温耐性
・アザミサンゴにおける蛍光タンパク質の光防御機能の検証
・八放サンゴ類の分子系統解析を用いた形態学的分類の再検討
・イワスナギンチャクの分子学的、形態学的、生態学的解析による分類方法について
・DNA解析によるタカサゴ(グルクン)の遺伝的多様性と集団遺伝構造について
などなど。
こんな人に参加して欲しい!
という感じでなんとなく雰囲気を察してくれたかと思いますが、こんな中学生・高校生にはぜひ座談会へ参加して欲しいと思っています。
- サンゴ礁研究に興味がある、サンゴ礁研究を自分もやりたい
- 将来は研究者になりたい
- 理系進学、琉大への進学を考えている
- 大学や大学院でどんなことが学べるのかに興味がある
- 学校で科学部に所属している
- 理科が好き
- 海で遊ぶのが好き
- 生き物が好き
- 3/1(土)と3/2(日)の午後は正直ひま
もちろん上記に限らず本イベントに興味を持っていただけたのなら全然参加OKです。ぜひお友達を誘ってご参加してください。
サンゴ礁座談会への申し込み方法については下記のページをご覧ください。
イベント案内:サンゴ礁がもっと知りたくなる週末 ~研究者に会いに行こう!~
座談会についてわからないことがあればこのブログに気軽にコメントしてください。また、メールでの問い合わせ(担当:仲栄真 coral35week@gmail.com ※@を半角になおしてください)にも対応いたします。
それでは、当日に会場でお会いできるのを楽しみにしていますね!(*´∀`*)ノ
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