2016年2月29日月曜日

沖縄のサンゴ礁研究最前線 ~安心してください、ボクたちがいます~(サンゴ礁ウィーク2016)


2016年2月27日~3月13日に沖縄県で開催される「サンゴ礁ウィーク2016」の期間中に若手の会もイベントを実施します。



サンゴ礁はみんなの大切な宝もの!
サンゴ礁ウィーク」は、そのことを、もう一度、思い起こすウィーク(週)です




サンゴ礁を研究のフィールドにしている若手研究者(高専生・大学生・大学院生・ポスドク研究員)が、
サンゴ礁の魅力を伝えるべく集まりました。

サンゴ礁ってどんなところ?サンゴってそもそも何?沖縄の海をもっと知りたい!
「安心してください、ボクたちがいます。」
皆さんとお話ししたくてうずうずしています。ぜひ会場に足をお運びください。

以下詳細です。


沖縄のサンゴ礁研究最前線
~安心してください、ボクたちがいます~


【日  時】 2016年3月12日(土)・13日(日) 10:00~17:00
【場  所】 沖縄県立博物館 県民アトリエ
【対  象】 子ども~大人(※交流会は中高生のみ)
【申  込】 不要、会場へ直接お越しください ※交流会の参加のみ要申込

<常設展示>

・日時:3月12日(土)・13日(日) 10:00~17:00

◎海の生き物観察会

比較的身近で観察ができる海の生き物を展示します。
研究者の解説を聞きながら、実際に生きているヒトデやカニ、サンゴを観察できます。





◎特別企画 「生き物の名付け親?」

2月に沖縄近海でスナギンチャクの新種1種を発見した若手研究者による特別企画。
新たな生き物が発見され、名前が付けられるまでの研究の流れを写真を使って本人がご紹介します。

雷光のような形…スナギンチャクの新種発見 琉球大学チーム | 沖縄タイムス+プラス 


<若手研究者との交流会>

・日時:3月12日(土)・13日(日) 13:30~15:15
・対象:中学生・高校生(既卒生、高専生も可)
申込方法
(1)氏名、(2)学校名・学年、(3)連絡先、(4)参加する日[12日 or 13日]、(5)若手研究者への質問・みんなで話してみたいことをsangoweek2016@gmail.com(担当:喜瀬) までご連絡ください。

若手研究者と一緒に、サンゴ礁研究を考えるワークをします。
サンゴ礁や海、研究に関する質問も受け付けています。長年の疑問、素朴な疑問はありませんか?


<最新研究成果のご紹介>

・日時:3月12日(土)・13日(日) 15:30~16:00

現役の若手研究者による研究結果のポスター発表を行います。
実際に今、沖縄を中心にどのようなサンゴ礁の研究がおこなわれているか、ご紹介します。
もちろん、研究者からのわかりやすい解説付きです♪




以上です。
とにかく明るい運営陣は企画会議で盛り上がっています!
今後、その様子もお伝えしますね

過去の様子はこちら。
にーにー・ねーねーが語る沖縄のサンゴ礁 (おきなわサンゴ礁ウィーク2015)
・「サンゴ礁がもっと知りしたくなる週末~研究者に会いに行こう!~(おきなわサンゴ礁ウィーク2014)1日目2日目



▼3月20日 追記
<実行委員>
〔琉球大学〕水山 克・仲栄真 礁・喜瀬 浩輝・大野 良和・河村 伊織・池内 絵里

<ポスター発表者>
〔琉球大学〕和泉 遼太郎・魚住 亮輔・大浦 一平・川端 潮音・櫛田 優花・久保村 俊己・國島 大河・堺 亮輔、〔沖縄高専〕小島 まり、〔OIST〕中島 祐一

<協力者>
〔琉球大学〕坂井 真矢・高岡 千早・矢作 卓也、〔OIST〕荒武 里衣・河合 恵里奈、
〔東京大学〕前田 歩、〔東京農工大学〕小島 香菜


2016年2月8日月曜日

2月3日サイエンスカフェ@東急ハンズ報告

2月3日にサンゴ礁学会若手の会と東急ハンズのコラボ企画であるサイエンスカフェでお話させていただきました。第三回は「不思議の島のサンゴが語る海の歴史」ということで、サンゴ年輪を使った古環境復元の話と、現在、研究活動をおこなっている喜界島の離水サンゴ礁の成り立ちや、そこから得られる環境情報を紹介させていただきました。せっかくの機会なので、お茶菓子として喜界島の黒糖と胡麻菓子もお土産に持参しました。



 










当日は定員12名と飛び込みでいらした方を合わせて、23名の方にお集りいただきました。今回は喜界島のみなさんがたくさん宣伝をしてくださったおかげで、喜界島に縁のある方が多く参加してくださり、渋谷が喜界島に変わったようでした。トークの最後には面白い質問や今後の研究に期待することなど、たくさんのコメントもいただき、私にとっても有意義なものとなりました。皆さんと楽しくお話ししていたら、予定していた時間よりもずいぶんオーバーしてしまい、帰りが遅くなってしまった方には、大変申し訳なかったと反省しています。
  このサイエンスカフェ企画を楽しみにしてくださっている方もおり、今後もサンゴや海のいろいろな話を聞きたいと要望をいただいたので、ぜひ色々な分野の方にトークをしていただきたいです。

貴重な機会をいただき、ありがとうございました!

喜界島サンゴ礁科学研究所
山崎敦子